みかんの果実と房の数と糖度について
一般的に知られているみかんと言うのは、温州蜜柑の事を意味しており、この温州蜜柑には愛媛ミカン、静岡ミカン、熊本ミカンのほかにも約200種類ものみかんが存在しているのです。
種類は多いものの全て温州蜜柑に含まれているのです。
また、みかんは成熟する時期によっていくつかの種類に分けられています。ハウス栽培で行なわれるのはハウスミカンであり、5月から9月頃に収穫が行なわれるものです。
果実は青いものもあり、酸味が強いのも特徴のひとつです。
極早生と呼ばれる種類は、9月〜10月頃に収穫されるもので、早生は10月〜11月、中生は11月下旬、そして一般的に食べられているものは12月以降という形になります。
また、みかんには産地により果実のサイズが大きいものや、形が丸っこいもの、偏平しているものなど様々ですが、一般的に甘いみかんというのは、扁平している方が糖度が高いとされているのです。
ところで、みかんの皮を剥くと中には果実がありますが、この果実はいくつかの房で繋がっています。房の数はみかんの個体により色々であり、決まった数があるわけではないとされています。
一般的には、7個から13個程度の房の数があるとされているのです。
房の数が多いものは扁平なものに多く、逆に腰が高い丸い形をしているものは房の数が少ないと言います。扁平な物ほど糖度が高く甘いとされていますので、房の数が多いものほど甘いとも言われているのです。
みかん
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